2D写真の記録は撮影された写真の画質に依存しますが、360°写真の場合も同様です。
光量の少ない状況や明暗の差が大きい状況では、カメラで詳細な写真を撮影するのが困難な場合があります。このような場合は、JobWalkアプリのHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を使用して、より明確な写真を撮影することが出来ます。
HDR機能を有効にすると、接続された360°カメラは1枚の写真ではなく露出の異なる複数枚の写真を撮影し、それらを合成することで全体的により詳細な写真を撮影可能です。
しかし、HDRでの撮影には2つのデメリットが考えられます。
撮影に時間がかかります。カメラは複数枚の写真を撮る必要があり、合成のための後処理が必要になります。HDRを無効にした状態の約3倍の時間がかかります。
動いている被写体を撮影した場合、いつもよりも写真がぼやけている場合があります。
この機能を有効にするかどうかは慎重に評価する必要がありますので、撮影状況によって判断してください。
HRD機能を有効にした際は、カメラの動きをできるだけ固定する必要があります。三脚を使用することをお勧めします。
JobWalkアプリでHDRを有効にするには、シートをクリックし、右上の3つの点からメニューを開きます。下の写真のように、下のメニューで対応するチェックボックスにチェックを入れます。