プロジェクトパネルの活用方法

WebEditor左側の「プロジェクトパネル」を使用して、シートを簡単に階層的に配置したり、写真をドラッグ&ドロップして簡単に配置することができます。

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対応者:Hiromi Machinaga
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左側のプロジェクトパネルでは、シートを階層的に配置し、各々のシート毎に撮影ポイントが配置されています。シート上の撮影ポイントを対応する別のシートにドラッグ&ドロップして移動させることも可能です。その他のユーザーインターフェースや機能も含めて下記にご紹介します。

目次


1 プロジェクトパネルの概要

プロジェクトパネルの概要を説明します。

1.1 項目の構成

HoloBuiderプロジェクトの構造が一目で確認できます。プロジェクトパネルでは、撮影ポイントだけでなく、対応するシートも表示され、ポイントとシートの関係を表示しています。ポイントはシート上に簡単に割り当てることができます。(3.1 & 3.2項参照)

シートアイコンをクリックすると、シート要素が展開され、シートに属するすべて撮影ポイントが表示されます。シートアイコンをもう一度クリックすると、対応するポイントリストを再び非表示にすることができます。

パネルの上部には選択したポイントのサムネイルが表示されます。

1.2 各アイコン

ポイント名の前にある記号は、ファイルの種類を表します。シートは、2つのフラットなフロアアイコンで表示されます。シートにサブ要素として撮影ポイントがある場合、そのシートアイコンには小さなドロップダウン矢印が表示されます。 1枚しか写真を撮影していないポイントは上図のように地球儀のアイコンで、また、複数枚の写真が撮影されているポイントは時計のアイコンで表示されます。

360°画像がシートに配置されていない場合、撮影ポイントのアイコンはグレーで表示されます。

1.3 撮影ポイントやシートを選択

シートだけでなく、各ポイントもプロジェクトパネルで要素名をクリックすることで選択できます。ポイントを選択すると、360°画像が表示されます。ポイントが既にシートに接続されている場合、対応するシートがシートマップに表示されます。シートに接続されていないポイントを選択した場合でも、先に選択したポイントのシートがシートマップに表示されます。

プロジェクトパネルでシートを選択すると、シートはシートマップに表示されますが、表示している写真は変わりません。3.1、3.2項で説明するように、シート上にポイントを配置して接続します。


2 新しい撮影ポイントやシートを追加する

パネル下部の+ボタンで、新しい写真やシートを簡単に追加できます。この+ボタンは、プロジェクトパネルの一番下に表示されます。+ボタンを選択するとダイアログが開き、写真の追加、シートの追加、タイムトラベルシーンの追加のいずれかを選択することができます。

写真を追加するもう一つの方法は、コンピュータからファイルを直接+ボタンにドラッグ&ドロップすることです。対応するファイルを選択し、パネルの下部にある+ボタンにドラッグするだけです。その後、挿入した写真がプロジェクトパネルリストの一番下に直接表示されます。この方法では写真の追加だけが可能です(シートは不可)。


3 撮影ポイントをシート上に配置する

シート上に属していない写真は、プロジェクトパネルからシートマップのシートにドラッグ&ドロップすることで、シートに添付することができます。

3.1 シートの下に登録された写真をシート上に配置する

写真やポイントはプロジェクトパネルのシートの下に表示されていても、シートには接続されていない場合があります。その場合は、ポイントのアイコンがグレーで表示されます。グレーのアイコンを選択し、ドラッグ&ドロップしてシート上に配置してください。プロジェクトパネルで対応するシートをクリックし、シートマップを表示します。プロジェクトパネルから、つながっていない写真やポイントをシートにドラッグ&ドロップします。シート上のポイントを置きたい場所で離してください。

3.2 同じシート上でポイントの位置を修正する

シートマップのポイントをドラッグすると、選択したポイントをシート上で移動させることができます。誤って移動してしまわないようにロックがかかっていますので、シートマップ右側にある鍵アイコンをクリックしてロックを解除してから移動させてください。

3.4 撮影ポイントを別のシートに移動させる

すでにシートに配置されているポイントを別のシートに再配置するには、プロジェクトパネルでポイントをドラッグ&ドロップして、別のシートの下に移動させることができます。

または、プロジェクトパネルでポイントの移動先となるシートを選択します。シートはシートマップに表示されます。3.1と3.2で説明したように、シートマップに移動したいポイントをクリックしてドラッグし、シート上に配置して新しいポイントを作成します。前のシートにあったポイントは削除されます。

3.5 シート上からポイントを削除する

また、現在のシートからポイントのみを削除するには、シートマップ上のポイントを右クリックし、Delete Waypointを選択します。ポイントはシートとの接続が切れますが、シート属性を持たないポイントとしてプロジェクトパネルでシート要素の下に表示されたままです。


4 撮影ポイントやシートをプロジェクトパネル上で並べ替える

プロジェクトパネルでは、シートや写真、撮影ポイントを簡単に整理することができます。

4.1 シートの並び順を変更する

プロジェクトパネルで、ポイントを含むシートの順番を変更することができます。移動したいシートをクリックし、リスト内で上下にドラッグし、リスト内の対応する場所に移動します。挿入される場所は黄色い矢印で表示されます。シートを他のシートに統合することはできません。

4.2 Moving scenes and time-travel scenes

写真やポイントも同様に、プロジェクトパネルの要素名をクリック&ドラッグすることで移動できます。ファイルからシートへ、または単にポイントの順序を変更することのいずれでも可能です。プロジェクトパネルのどこにでもドラッグ&ドロップすることができます。また、ポイントの配置を変えてシートとの接続から外すこともできます(3.5項参照)。


5 撮影ポイントやシートのプロパティを編集する

写真やシートは、個別に調整可能なプロパティを持っています。プロジェクトパネルの各写真やシートには、現在どの写真やシートが選択されているかを認識するためのプレビューがあります。プレビューは、他のシートやシーンが選択されるたびに変化します。

5.1 写真やシートの名前を変更する

写真やシートの現在の名前をクリックすることで、名前を変更することができます。プロパティポップアップで名前の変更も可能です。編集後は変更内容を保存してください。

5.2 写真やシートに日付や説明文を追加する

写真またはシートの名前をクリックすると、プロパティが表示されます。ポップアップで、日付を変更または追加できます。シートの日付を設定することで、使用されているシートのバージョンを正しく把握することができます。

5.3 写真の向きを設定する

写真ごとに、その写真を開くときの向きを固定で設定することができます。これは、個々の写真の焦点や、ツアーを構築する際の方向性を設定するのに役立ちます。写真を正しい視点に回転させ、拡大・縮小し、シーンプレビューの右端にあるカメラアイコンをクリックして、シーンの向きを設定します。この機能は、タイムトラベルを含むポイントでのみ利用可能です。

5.4 写真にぼかしを加える

360°画像に顔ぼかしなどのエフェクトを追加します。右側のシーンアイコンをクリックすると、エフェクトのあるシーン設定が開きます。

5.5 Exchange the scene image or sheet file

既存の写真またはシートのファイルを交換するには、シーンプレビューの右側にある2つの反対向きの矢印アイコンをクリックします。ポップアップで、コンピュータを参照して、新しい写真またはシートファイルを選択します。

写真を変更する: 既存写真に添付した2D/3Dオブジェクトは削除されず、写真内の所定の位置に留まります。

シートを変更する: すでにシートに追加されている撮影ポイントは、そのままの位置に残ります。

5.6 写真やシートを削除する

ゴミ箱アイコンをクリックして、選択した写真やシートを削除します。

写真を削除する; 写真を削除すると、含まれているすべてのオブジェクトも削除されます。

シートを削除する: シートを削除すると、そのシートはプロジェクトパネルから完全に削除されます。シートに接続された撮影ポイントは、シートへの割り当てが解除されますが、削除されることはありません。


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